GTTアワード2020 - トレーナーズ

彼らはチームの中心であり、彼らなくしてトレーニングも成功もありえません。私たちは、他の人たちが何かを学び、夢を実現できるように、日々ベストを尽くしている人たち、つまりコーチのことを話しているのです。

ドイツ・トップチーム・アワード2020」において、皆様からコーチを推薦していただく機会をいただき、最終的に全候補者の中から推薦数の多い優秀なコーチ4名が選出されました。この4人の候補者について、改めて簡単にご紹介したいと思います。

ヤン・ビョルン・グローマン（ブドケラー・ボンランデン）

ヤンはルタ・リーブルの黒帯で、すべてのロープを熟知しており、ADCCドイツ・オープンのプロフェッショナル部門で優勝している。だから、彼がグラップリングができることは明らかだ。しかし、彼は単に優れた競技者であるにとどまらない。例外的なファイターであるジュディス・ルイスのトレーナーとして、彼は彼女が世界の舞台で活躍することに大きな責任を負っており、ブドケラー・ボンランデンのチームはグラップリングやシュートーのトーナメントでも納得のいく成績を残し、定期的に多くのメダルを獲得しているのです。

フローリアン・レンツ（ジャーマントップチームNRW）

フロは私の下で最初にBJJの黒帯になったが、それには特別な理由がある。彼はシュートプロのファイターとして、また彼自身がグラップラーとして大会で大きな成功を収めているだけでなく、何よりもジャーマントップチームNRWの生徒たちに対する彼のコミットメントが模範的なのです。彼は非常に短い期間で、強力な学校と、子供たちの分野でも成功した競技チームを築き上げました。ドイツトップチームは、このような才能あるコーチがいることを誇りに思っています。

マーティン・ヴァス（アルファ・ファイターズ・グリューンフェルト）

マーティンは、かつてドイツでトップ10に入ったこともあるMMAでも、グラップリングやサンボの分野でも、経験豊富なベテランだ。しかし何よりも、マーティンが大会に引き連れてくる子どもから大人までのファイターたちの「軍団」と、彼の生徒たちの活躍が、彼のコーチとしての資質を雄弁に物語っている。マーティンが格闘技教室に専念し、生計を立てるようになったのは、つい最近のことだ。彼は生徒とジャーマントップチーム全員から支持されている。

ダニエル・ブラウクル（アルプスBJJ）

ダニエルはドイツのBJJとグラップリングシーンではよく知られた顔である。しかし、彼が大きな舞台で常に感動を与えてくれるのは、両種目（今年からはシュート）の選手としてだけではありません。ケンプテンのアルペンBJJチームのコーチとして、彼はあらゆる連盟の数多くの大会で、生徒たちが常に優勝写真に写るようにする責任を負っているのだ。そして何より、彼の妻であるクリスティーナは、昨年ヨーロッパのシュートチャンピオンとなっただけでなく、日本人以外の女性として初めて全日本シュート選手権で優勝を果たした。